2007年12月アーカイブ

生活習慣病の中でも最近特に注目され、ここ数年話題になっているメタボリック症候群とは、内臓脂肪型肥満によってさまざまな病気が引き起こされやすくなった状態のことです。

また、メタボリック症候群は皮下脂肪による肥満ではなく、内臓脂肪型肥満が発症の大きな原因の一つになります。

肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、特に内臓やそのまわりに脂肪が蓄積した肥満が原因であることがわかってきたのです。

メタボリック症候群と診断される人は、40歳以上の男性では4人に1人に達するほど増えていることが分かっています。

脂肪の多い食事と運動不足という毎日の生活パターンが、メタボリック症候群の発症に大きく関与しているのでしょう。
また、メタボリック症候群の人は、そうでない人に比べ
脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患の発症が2・5倍も高いことも分かっています。

メタボリック症候群の治療法はまず内臓肥満をなくすための運動療法と食事療法が必要です。

中でも特に運動は内臓脂肪の増減によく反映されることが分かっています。

メタボリック症候群は生活習慣に密接に関係しているので、
発症するまでのライフスタイルを見直して、更なる症状の連鎖を断ち切ることも大切です。

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