メタボリック症候群(肥満): 2009年8月アーカイブ

メタボリック症候群になると動脈硬化が進んでいることがあり、それに自分ではまったく気がつかないことがほとんどです。

メタボリック症候群対策として、ここでは動脈硬化についてご紹介していきます。

内臓に脂肪が蓄積されることによって中性脂肪が増加し、善玉コレステロールが少ないと血液の流れが悪くなってしまいます。
よって中性脂肪の多い人はほとんどが血液がドロドロしています。

メタボリック症候群を放っておくと、血液がドロドロの状態になってしまい動脈硬化が進行します。それが狭心症や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こしやすくなります。
動脈硬化が主な原因で一時的に血液が心臓に送られない状態が狭心症です。

心筋梗塞というのは心臓に酸素と栄養が行き渡らなくなっておこります。
それは血管に血の塊が詰まり(血栓)血液の流れが止まってしまうのが原因です。また脳梗塞は脳の血管に血栓ができて、血液が脳細胞に流れなくなるものです。動脈硬化を進行させるメタボリック症候群はこれらの病気の要因となることがあるのです。
これらの脳梗塞や心筋梗塞、狭心症などは命に関わる病気です。
メタボリック症候群で一番恐ろしいのはこの動脈硬化だといえるでしょう。

普段から中性脂肪の値が高くても多少なら平気だろうと軽く考えていると、色々な条件と重なってメタボリック症候群を発症し、これらの病気の危険性が高まってしまいます。
動脈硬化の危険性がはっきりと数値にあらわれたときは、まず生活習慣を改善してメタボリック症候群と決別しましょう。

そしてサラサラの血液を目指して日々の生活のなかにメタボリック症候群対策を積極的に取り入れていきましょう。

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